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お薬追加するかも
診察メモ
主治医より、リーマスを処方に追加してみようかとの提案あり。二年間、以前の主治医の処方を継続しつつ精神療法で様子を見てきたのだけれど、やはり気分の浮き沈みの激しさは続いているため。何か未解決の問題が心の中にあって、それが気分の波に関係している場合もあるけれど、今まで診てきて、特にきっかけもなく落ちるときも多いので、薬物療法を試してみる価値はあるのではないかということでした。
リーマスは気分安定薬のひとつで(いわゆる「安定剤」とは違う)、主に躁うつの人に使うのだけれど、抗うつ剤であまり効果が見られない場合にも使う。どのように使っていくか、副作用にはどんなものがあるか等、説明を受ける。
「新しくお薬が追加されることについて、どう思いますか」と主治医。
「久しぶりなので、少し怖いかなという思いはあります」と答える。
結局、今回は別の薬の調整をするので、追加は次にということになったのだけれど、家に帰ってから不安感やら落ち込みが出てくる。
今の処方に何か追加するとして、リーマスってのは妥当だと思う。主治医なら、おそらく血中濃度を見ながら慎重に増量していくだろうとも思う。ということは分かっているんですが。
薬が増えるのは、それなりにショックだ。じゃあ、やめるかと簡単に結論を出せるものでもなく、良くなる可能性があるのにその機会を手放してしまうのかとか、リーマスが効果があったとして、その後の見通しはあるのかとか、いろいろ考えてしまう。薬を変えるときは、いつもこうなので儀式みたいなものになっているわけですが。
結論は「やってみないと分からないじゃん」なんですけれどね。でも、まあこうぐだぐだと考えてしまうのが自分で、先々のことを考えて不安になってしまうのも自分ということで。
つくづく治療というのは、忍耐力と良くなりたいという気持ちを持ち続けることが必要なんだなあと思う。
主治医より、リーマスを処方に追加してみようかとの提案あり。二年間、以前の主治医の処方を継続しつつ精神療法で様子を見てきたのだけれど、やはり気分の浮き沈みの激しさは続いているため。何か未解決の問題が心の中にあって、それが気分の波に関係している場合もあるけれど、今まで診てきて、特にきっかけもなく落ちるときも多いので、薬物療法を試してみる価値はあるのではないかということでした。
リーマスは気分安定薬のひとつで(いわゆる「安定剤」とは違う)、主に躁うつの人に使うのだけれど、抗うつ剤であまり効果が見られない場合にも使う。どのように使っていくか、副作用にはどんなものがあるか等、説明を受ける。
「新しくお薬が追加されることについて、どう思いますか」と主治医。
「久しぶりなので、少し怖いかなという思いはあります」と答える。
結局、今回は別の薬の調整をするので、追加は次にということになったのだけれど、家に帰ってから不安感やら落ち込みが出てくる。
今の処方に何か追加するとして、リーマスってのは妥当だと思う。主治医なら、おそらく血中濃度を見ながら慎重に増量していくだろうとも思う。ということは分かっているんですが。
薬が増えるのは、それなりにショックだ。じゃあ、やめるかと簡単に結論を出せるものでもなく、良くなる可能性があるのにその機会を手放してしまうのかとか、リーマスが効果があったとして、その後の見通しはあるのかとか、いろいろ考えてしまう。薬を変えるときは、いつもこうなので儀式みたいなものになっているわけですが。
結論は「やってみないと分からないじゃん」なんですけれどね。でも、まあこうぐだぐだと考えてしまうのが自分で、先々のことを考えて不安になってしまうのも自分ということで。
つくづく治療というのは、忍耐力と良くなりたいという気持ちを持ち続けることが必要なんだなあと思う。
近況、ピアノのことやお花見のこと
動けない何もしたくないという時期が、けっこう長い間続いていたんですが昨日あたりから少しずつ復活してきました。動けないときというのは何を言われてもダメ。主治医がいつも通りのんびりと「そのうち風が吹いてくるんですよ」と言うのだけれど「あんたはそれでいいかもしれんが、私は困るんだよ」なんて心の中で思ってしまう。そういうところが強迫的だと言われてしまうのか。成るようにしか成らないというのは本当なんだけれど、なかなかそうは思えずジタバタしてしまう。
今日はアイロンかけたりピアノ弾いたりしていました。姪っ子のピアノの練習も見る。大手の音楽教室に通っているのだけれど、そろそろ個人の先生に習った方がよいのではないかと思う。四歳から通っていて今年三年生だし。指使いがめちゃくちゃで一体何を習ってきているのかと少し腹が立つのだけれど我慢。音感は身についているみたいで、耳は私より絶対よいと思う。先月、発表会のリハーサルを聴きに行ったのだけれど、下手な子は目立たないパート上手な子は目立つパートという感じだった。アンサンブルも良いとは思うのだけれど、あれではアンサンブルとも言えないような気がする。
弟夫婦から夜桜を見に行こうと誘われたんですが、まだ外出する気にはなれず行きませんでした。桜は昼間に見た方がよいと思うのは私だけか?きれいな夜桜は見たことがないような気がする。今まで見た中で一番きれいだと思ったのは弘前の桜だった。家の近所の桜もけっこうきれいです。明日くらいなら見に行けるかもしれない。
今日はアイロンかけたりピアノ弾いたりしていました。姪っ子のピアノの練習も見る。大手の音楽教室に通っているのだけれど、そろそろ個人の先生に習った方がよいのではないかと思う。四歳から通っていて今年三年生だし。指使いがめちゃくちゃで一体何を習ってきているのかと少し腹が立つのだけれど我慢。音感は身についているみたいで、耳は私より絶対よいと思う。先月、発表会のリハーサルを聴きに行ったのだけれど、下手な子は目立たないパート上手な子は目立つパートという感じだった。アンサンブルも良いとは思うのだけれど、あれではアンサンブルとも言えないような気がする。
弟夫婦から夜桜を見に行こうと誘われたんですが、まだ外出する気にはなれず行きませんでした。桜は昼間に見た方がよいと思うのは私だけか?きれいな夜桜は見たことがないような気がする。今まで見た中で一番きれいだと思ったのは弘前の桜だった。家の近所の桜もけっこうきれいです。明日くらいなら見に行けるかもしれない。
年度末
2月から3月にかけて調子が悪いのは毎年のことなのだけれど、少しずつその程度は軽くなっているような気がするし、回復するのも早くなっているような気がする。
でも3月は外出らしい外出はしませんでした。通院以外は。ずっと部屋にいることも多かった。でも、そのこと自体を過剰に責めたり、落ち込んだりすることは少なかったように思う。
あまりにも調子が悪かったので、主治医が珍しく新しく薬を加えた方が良いのかなあと言いました。私は今の薬が多くなってきたんじゃないかと思っていたので、試しに少しだけ減薬したいと希望を伝えたら、OKだったので減薬してみました。
結果、睡眠状態が良くなって倦怠感も少し軽減。夜、眠れるというのはいいなあ。今まで二時間から三時間くらいで目が覚めていたのが、五時間続けて眠れるようになりました。薬のせいだけではないと思うけれど。
先日は姪っ子の誕生日だったので、一緒にケーキを食べました。ついでに私の誕生日も祝ってもらいました。さて私は何歳になったかといいますと、その数自体が素数であり、一の位も十の位も素数という年齢になりました。
ピアノのレッスンを再開するのはいつにしようかなと迷っているところです。
もうすぐ新年度。
※おまけ

けっこう日々のことって忘れてしまうので、こんなの作ってメモしておくと診察のときに便利です。書けないときは「書けないくらい調子が悪かったのね〜」ということになります。
でも3月は外出らしい外出はしませんでした。通院以外は。ずっと部屋にいることも多かった。でも、そのこと自体を過剰に責めたり、落ち込んだりすることは少なかったように思う。
あまりにも調子が悪かったので、主治医が珍しく新しく薬を加えた方が良いのかなあと言いました。私は今の薬が多くなってきたんじゃないかと思っていたので、試しに少しだけ減薬したいと希望を伝えたら、OKだったので減薬してみました。
結果、睡眠状態が良くなって倦怠感も少し軽減。夜、眠れるというのはいいなあ。今まで二時間から三時間くらいで目が覚めていたのが、五時間続けて眠れるようになりました。薬のせいだけではないと思うけれど。
先日は姪っ子の誕生日だったので、一緒にケーキを食べました。ついでに私の誕生日も祝ってもらいました。さて私は何歳になったかといいますと、その数自体が素数であり、一の位も十の位も素数という年齢になりました。
ピアノのレッスンを再開するのはいつにしようかなと迷っているところです。
もうすぐ新年度。
※おまけ

けっこう日々のことって忘れてしまうので、こんなの作ってメモしておくと診察のときに便利です。書けないときは「書けないくらい調子が悪かったのね〜」ということになります。
春のような
一昨日からか風が強い。春が近いのか。
三月は私の誕生月なのだけれど、毎年憂うつになる。季節の変わり目でもあるし、年度末で何となく落ち着かない月。好きなのだけれどロクなことがない月でもある。
ここ10年間の年賀状等の整理をした。気に入ったもの以外は処分した。写真の整理もしたい。本やCDは去年のうちに整理して、いらないものを段ボールに入れたまま放置してある。
母と話していて妹の話になった。一時期、母は妹が結婚しないことに対してずいぶん心配していたけれど、最近は言わなくなった。一人暮らしが長くなると自分のペースを乱されるのが嫌なのかしら、と母が言う。適当にうなずきながら、自分が結婚していた頃のことを思う。
私はワガママなので、こうしたいと思うことはハッキリ言う方だった。彼はそのことに対してあまり何も言わなかった。どこに行きたいというようなこともあまり言わなかった。彼が私に合わせてくれていたのだと思う。それはそれでバランスがとれていた時期もあったのだと思う。
こんなことを思うのは、最近やたらと元夫が夢に出てくるからだ。たいてい泣きながら目が覚める。もう出てきてくれるな、と思う。
三月は私の誕生月なのだけれど、毎年憂うつになる。季節の変わり目でもあるし、年度末で何となく落ち着かない月。好きなのだけれどロクなことがない月でもある。
ここ10年間の年賀状等の整理をした。気に入ったもの以外は処分した。写真の整理もしたい。本やCDは去年のうちに整理して、いらないものを段ボールに入れたまま放置してある。
母と話していて妹の話になった。一時期、母は妹が結婚しないことに対してずいぶん心配していたけれど、最近は言わなくなった。一人暮らしが長くなると自分のペースを乱されるのが嫌なのかしら、と母が言う。適当にうなずきながら、自分が結婚していた頃のことを思う。
私はワガママなので、こうしたいと思うことはハッキリ言う方だった。彼はそのことに対してあまり何も言わなかった。どこに行きたいというようなこともあまり言わなかった。彼が私に合わせてくれていたのだと思う。それはそれでバランスがとれていた時期もあったのだと思う。
こんなことを思うのは、最近やたらと元夫が夢に出てくるからだ。たいてい泣きながら目が覚める。もう出てきてくれるな、と思う。
ループループ
久しぶりにブチ切れました。今の自分ができる範囲以上のことをしようとするからだ。「休んでもいい?」と聞いたら「当たり前だろうが」と言われました。というか、今、休んでいる状態なんだけれどな。気分転換に始めたことが、いつの間にか自分の中で義務になっていって、自分で自分にプレッシャーをかけるという、いつものパターンに陥ってしまった。
とりあえず、今、自分がしていることを書き出してみる。その中で削ってよいものを、自分の気持ちと相談しながら決めていく。やりたくもないのに、やっていることはないか?とか義務感のみでやってないか?と自分に聞きながら。
何だか私は一度あることを始めると、途中で止めることはいけないことだという強迫観念があって、体調が悪くても無理に続けようとしてしまう。これはもう性格なので、しょうがないとは思うのだけれど、そういう自分に早く気付くことは大切だと思う。
あとは完璧を求めないことかな。「向上心があるのは良いことなんですけれど、それで自分をいじめてしまうのはどうかなあ」と主治医が言うとおり、何でも過剰になっちゃうのは良くない。だって、後でぶっ倒れて使い物にならない状態になるというのを繰り返しが良いとは思わないし。
ゆるく行こうと思ってもなかなか難しい。難しいけれど、それを身につけていかないと復職したとしても、また同じことを繰り返してしまうと思う。ゆるく行こうという気持ちと、このままでよいのかという気持ちが、ぶつかりあって頭だけ疲れてしまうという毎日。
とりあえず、今、自分がしていることを書き出してみる。その中で削ってよいものを、自分の気持ちと相談しながら決めていく。やりたくもないのに、やっていることはないか?とか義務感のみでやってないか?と自分に聞きながら。
何だか私は一度あることを始めると、途中で止めることはいけないことだという強迫観念があって、体調が悪くても無理に続けようとしてしまう。これはもう性格なので、しょうがないとは思うのだけれど、そういう自分に早く気付くことは大切だと思う。
あとは完璧を求めないことかな。「向上心があるのは良いことなんですけれど、それで自分をいじめてしまうのはどうかなあ」と主治医が言うとおり、何でも過剰になっちゃうのは良くない。だって、後でぶっ倒れて使い物にならない状態になるというのを繰り返しが良いとは思わないし。
ゆるく行こうと思ってもなかなか難しい。難しいけれど、それを身につけていかないと復職したとしても、また同じことを繰り返してしまうと思う。ゆるく行こうという気持ちと、このままでよいのかという気持ちが、ぶつかりあって頭だけ疲れてしまうという毎日。
ピアノを習おうかなと
ピアノを習うことになりました。習うといっても月に一回、そしてとにかくレッスンの時間を楽しむことが当面の目標です。「次は、ここまで仕上げてきて」というのではなく、音楽を楽しむこと。
というわけで、この間、一度お話してレッスンの方向性みたいなものを決めましょうということで、先生の家に行ってきました。
譜読みが簡単で弾いていて楽しい曲ということで、先生が教えてくれたのが
ギロック「こどものためのアルバム」
カバレフスキー「こどものためのピアノ小曲集」
ハチャトゥリャン「少年時代の画集」
楽しそう〜〜
ああ、自分が知らなかった曲を知るのって嬉しいかも。
ギロック楽しいですね〜
カバレフスキー、おお、これは好みかも。
ハチャトゥリャン、うわーうわーうわー、いいぞ〜
今までフランスものにはまり続けてきたんですが、ロシアものもよいですね。
落ち着け、私。
まず、ギロックを楽しんで弾こうと思います。
あとコードも教えてもらう予定です。
ピアノは習いたいと思ってはいたのですが、「通えるだろうか」「練習できるだろうか」「まだ体調に波があるのに大丈夫だろうか」などとグダグダ悩んでいて、行動に移せなかったのです。でも、ちょこっと勇気を出して一歩を踏み出してみたぞ、ということで。私にとっては、ひとつ壁を乗り越えた感じ。壁というのは、新しいことを始めたり、人と接することに対する不安とか恐れとか、そういうもの。
まだレッスンは始まってないんだけれどね。
というわけで、この間、一度お話してレッスンの方向性みたいなものを決めましょうということで、先生の家に行ってきました。
譜読みが簡単で弾いていて楽しい曲ということで、先生が教えてくれたのが
ギロック「こどものためのアルバム」
カバレフスキー「こどものためのピアノ小曲集」
ハチャトゥリャン「少年時代の画集」
楽しそう〜〜
ああ、自分が知らなかった曲を知るのって嬉しいかも。
ギロック楽しいですね〜
カバレフスキー、おお、これは好みかも。
ハチャトゥリャン、うわーうわーうわー、いいぞ〜
今までフランスものにはまり続けてきたんですが、ロシアものもよいですね。
落ち着け、私。
まず、ギロックを楽しんで弾こうと思います。
あとコードも教えてもらう予定です。
ピアノは習いたいと思ってはいたのですが、「通えるだろうか」「練習できるだろうか」「まだ体調に波があるのに大丈夫だろうか」などとグダグダ悩んでいて、行動に移せなかったのです。でも、ちょこっと勇気を出して一歩を踏み出してみたぞ、ということで。私にとっては、ひとつ壁を乗り越えた感じ。壁というのは、新しいことを始めたり、人と接することに対する不安とか恐れとか、そういうもの。
まだレッスンは始まってないんだけれどね。
あなたらしくないから
診察メモ
診察時間は、いつも長めなのですが、今回は特に長かった。ぐったり。
何をしても虚しいこと。実家に帰ってきた時点で全てが終わったような気がしていること。今は、ただ惰性で生きているような気がすることを話す。
元夫への思い。裏切られたような気持ちがあること。大変だったのは分かる。悪かったとも思う。それでも納得できない。彼は「あなたが実家で穏やかな日々を過ごすこと」が願いだと言った。今、私は穏やかな日々なんて過ごしていないと思う。あの9年間は何だったのか。そういうことばかりを考えてしまう。実家に帰りました。はい、のんびり暮らしましょうって、そうは思えない。
何かを一生懸命やってみる。そのときは、虚しさを忘れる。でもそれは一時のことだ。ただただ虚しい。希望なんてない。目標なんてない。そんなもの見つかるのか。いつか、帰ってきて良かったと思えるのか。人生を中途で断ち切られた気がする。
主治医がいつものように、しばらく黙って考え込んでから言った。
虚しさは、そう簡単に消えるものではないと思う。そういうものを抱えながら日々を過ごしていかなければならないのだろうと。いつか、あなたがここでの生活の基盤を築いたときに、過去のことを自分なりに消化し位置づけることができるのだろうと思う。
私は「今は、そんな日が来るとは考えられません」と言った。
それに対して主治医は「これから、ここでの生活をどう築いていくかは、私が決めることではない。あなたが見つけていくのだと思う。でもね、向こうで生きることが、あなたの人生の目的だったとは僕は思わない。そして、ここでの人生がおまけだとは思わないんですよね」と言った。
「なぜなら、それは、あなたらしくないから」
診察の途中からずっと泣いていた私は、そこで初めて少し笑った。
私らしくない。確かに「私らしくない」と思ったから。具体的に言葉にするのは難しいけれど、虚しさだけをずっと抱えて、ここで半分死んだような日々を過ごすのは、私らしくない。というか、そんな風に生きるのは私の望むところじゃない。今は仕方ないけれどね。
いつになるかは分からないけれど、私はここで自分の居場所を見つけていくと思う。何だかその方が私らしいような気がする。
診察時間は、いつも長めなのですが、今回は特に長かった。ぐったり。
何をしても虚しいこと。実家に帰ってきた時点で全てが終わったような気がしていること。今は、ただ惰性で生きているような気がすることを話す。
元夫への思い。裏切られたような気持ちがあること。大変だったのは分かる。悪かったとも思う。それでも納得できない。彼は「あなたが実家で穏やかな日々を過ごすこと」が願いだと言った。今、私は穏やかな日々なんて過ごしていないと思う。あの9年間は何だったのか。そういうことばかりを考えてしまう。実家に帰りました。はい、のんびり暮らしましょうって、そうは思えない。
何かを一生懸命やってみる。そのときは、虚しさを忘れる。でもそれは一時のことだ。ただただ虚しい。希望なんてない。目標なんてない。そんなもの見つかるのか。いつか、帰ってきて良かったと思えるのか。人生を中途で断ち切られた気がする。
主治医がいつものように、しばらく黙って考え込んでから言った。
虚しさは、そう簡単に消えるものではないと思う。そういうものを抱えながら日々を過ごしていかなければならないのだろうと。いつか、あなたがここでの生活の基盤を築いたときに、過去のことを自分なりに消化し位置づけることができるのだろうと思う。
私は「今は、そんな日が来るとは考えられません」と言った。
それに対して主治医は「これから、ここでの生活をどう築いていくかは、私が決めることではない。あなたが見つけていくのだと思う。でもね、向こうで生きることが、あなたの人生の目的だったとは僕は思わない。そして、ここでの人生がおまけだとは思わないんですよね」と言った。
「なぜなら、それは、あなたらしくないから」
診察の途中からずっと泣いていた私は、そこで初めて少し笑った。
私らしくない。確かに「私らしくない」と思ったから。具体的に言葉にするのは難しいけれど、虚しさだけをずっと抱えて、ここで半分死んだような日々を過ごすのは、私らしくない。というか、そんな風に生きるのは私の望むところじゃない。今は仕方ないけれどね。
いつになるかは分からないけれど、私はここで自分の居場所を見つけていくと思う。何だかその方が私らしいような気がする。
手紙
元夫には、ずっと悪いことをしたと思っています。でも、同時に「どうして」という気持ちもあります。彼には彼の理由があるということは、想像がつきます。彼自身も限界であったし、離婚をしなければ彼は自分自身を保てなかったのだと思います。
今、思うのは元夫にも、その家族にとっても「私は歓迎されない人間だった」ということです。
私たちの結婚生活は不幸なものであったと思います。穏やかな日々というのは、ほとんどなかった。彼が何よりも欲しかったのは「普通の家庭」だったのだと思います。子どもも欲しいと言っていました。子どもはできるわけがなかった。原因は私の身体的、精神的なものであったと思います。
私はもう二度と結婚できないと思います。しない方がいい。したいとも思わない。そういう思いが、私の心の底にずっとあります。
これからの人生は「おまけ」の人生だと思っています。全てが終わった感じ。本当は死ぬべきだったのに、死に損なってしまったので「おまけ」なのです。自殺をしようとは思いませんが「早く人生が終わればいいな」と、時々思います。私には守らなければならないような存在はいないし、両親のことも弟夫婦がいるので何も心配していません。今は、毎日をごまかしごまかし、惰性で生きているのだと思います。
今、思うのは元夫にも、その家族にとっても「私は歓迎されない人間だった」ということです。
私たちの結婚生活は不幸なものであったと思います。穏やかな日々というのは、ほとんどなかった。彼が何よりも欲しかったのは「普通の家庭」だったのだと思います。子どもも欲しいと言っていました。子どもはできるわけがなかった。原因は私の身体的、精神的なものであったと思います。
私はもう二度と結婚できないと思います。しない方がいい。したいとも思わない。そういう思いが、私の心の底にずっとあります。
これからの人生は「おまけ」の人生だと思っています。全てが終わった感じ。本当は死ぬべきだったのに、死に損なってしまったので「おまけ」なのです。自殺をしようとは思いませんが「早く人生が終わればいいな」と、時々思います。私には守らなければならないような存在はいないし、両親のことも弟夫婦がいるので何も心配していません。今は、毎日をごまかしごまかし、惰性で生きているのだと思います。
ピアノを弾く
うわ、10月は一度も書かなかったよ。
何もしていなかった訳ではなく、それなりに動いていました。月の半分くらいは寝ていたかもしれないけれど。寝ていたというより動けなかった。
コンサートというか「大人の人の内輪の発表会」でピアノを弾いた。練習はけっこうがんばったと思う。ずっと家のアップライトで練習していたので、本番でいきなりグランドピアノを弾くことに不安があったけれど大丈夫だった。
ものすごく弾きやすくて音がきれいなピアノだった。そのことを、以前ピアノ講師をしていた友達に言うと「仲良くできたのね」と言われた。そんな感じ。
当日、その友達は来られなかったのだけれど、練習の録音を聴いてもらった。「面白い演奏」と言われた。「面白いというか個性的。綺麗だったり暴走していたり毅然としていたり」だそうだ。個性的な演奏をする人に「個性的」と言われた。何だか不思議。自分では、そんなつもりはないんだけれど。「音楽って何て素直なの!」って『いつもポケットにショパン』のセリフを友達が言った。演奏に自分が出るというのは何だか怖いなあ。
主治医の方針は以前の「今は休む時期です」から、「今の体調でも、できることをする。完璧は求めない」というのに変わってきているような気がする。コンサート前に気負い過ぎたのか動けなくなってしまったときに「当日の自分の出番のときだけ、お父さんにかついでもらって弾いてくるというのでも、いいんじゃないですか?」と言われた。その話に納得はしていなかったんだけれど、次の日から何となく動けるようになった。心と身体の関係って不思議だ。
コンサートの前日は、ちょっとハイになっていて「早く弾きたい〜」とわくわくしていた。本番は緊張したけれど、それは「逃げ出したくなるような緊張」ではなかった。
この間の診察で、主治医にコンサートのことを報告。「次は何かイベントみたいのはありますか?」と聞かれた。今のところないかなあという話をした。回復していく過程でモチベーションを保つというか、何か支えになるものがあるといいと思うのだけれど、あなたの場合それは音楽なのだと思う、と言われた。
今回のコンサートに「出ることができた」というのは、すごいことで(頓服も飲まずに!)「できた」という経験を少しずつ積み重ねていくことが大切なのかなと思う。
何もしていなかった訳ではなく、それなりに動いていました。月の半分くらいは寝ていたかもしれないけれど。寝ていたというより動けなかった。
コンサートというか「大人の人の内輪の発表会」でピアノを弾いた。練習はけっこうがんばったと思う。ずっと家のアップライトで練習していたので、本番でいきなりグランドピアノを弾くことに不安があったけれど大丈夫だった。
ものすごく弾きやすくて音がきれいなピアノだった。そのことを、以前ピアノ講師をしていた友達に言うと「仲良くできたのね」と言われた。そんな感じ。
当日、その友達は来られなかったのだけれど、練習の録音を聴いてもらった。「面白い演奏」と言われた。「面白いというか個性的。綺麗だったり暴走していたり毅然としていたり」だそうだ。個性的な演奏をする人に「個性的」と言われた。何だか不思議。自分では、そんなつもりはないんだけれど。「音楽って何て素直なの!」って『いつもポケットにショパン』のセリフを友達が言った。演奏に自分が出るというのは何だか怖いなあ。
主治医の方針は以前の「今は休む時期です」から、「今の体調でも、できることをする。完璧は求めない」というのに変わってきているような気がする。コンサート前に気負い過ぎたのか動けなくなってしまったときに「当日の自分の出番のときだけ、お父さんにかついでもらって弾いてくるというのでも、いいんじゃないですか?」と言われた。その話に納得はしていなかったんだけれど、次の日から何となく動けるようになった。心と身体の関係って不思議だ。
コンサートの前日は、ちょっとハイになっていて「早く弾きたい〜」とわくわくしていた。本番は緊張したけれど、それは「逃げ出したくなるような緊張」ではなかった。
この間の診察で、主治医にコンサートのことを報告。「次は何かイベントみたいのはありますか?」と聞かれた。今のところないかなあという話をした。回復していく過程でモチベーションを保つというか、何か支えになるものがあるといいと思うのだけれど、あなたの場合それは音楽なのだと思う、と言われた。
今回のコンサートに「出ることができた」というのは、すごいことで(頓服も飲まずに!)「できた」という経験を少しずつ積み重ねていくことが大切なのかなと思う。
絵を描いてみました
前の記事でLSTYさんに「絵を描いてみては」というコメントをいただいて、ふと思い出した記事が「二匹の猫を、再び祝う:あんたジャージでどこ行くの」でありました。
そこで私も猫の絵を、つたないながらも鉛筆でちょこちょこと描いてみました。LSTYさんのように味のある絵は描けないのでありますが、試しにアップしてみます。
もう二匹の猫たちもかなり大きくなっていると思いますが、若かりし頃の絵ということで、ご了承ください。そしてモデルとなってくれたKenさん宅のミイとケイに深く感謝する次第であります。

そこで私も猫の絵を、つたないながらも鉛筆でちょこちょこと描いてみました。LSTYさんのように味のある絵は描けないのでありますが、試しにアップしてみます。
もう二匹の猫たちもかなり大きくなっていると思いますが、若かりし頃の絵ということで、ご了承ください。そしてモデルとなってくれたKenさん宅のミイとケイに深く感謝する次第であります。

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